実家の両親がの逝去し、空き家状態になっていた実家を解体工事する日が来ました。 解体工事で大変だった事は、まず家の中にある物をどうするかといいう事です。 両親の位牌や写真はもちろん、有りとあらゆる物を家の中から出してしまうか、棄てるか? 棄てるとなると全部産廃ゴミとして処理されます。処分費もそうですが、自分達の思い出も捨てるような気がして、とても迷いました。そして、家の中の物を捨てるもの捨てないものと選別する作業が、ものすごく大変でした。 それだけで毎日選別作業して2週間ほどかかったと思います。 大きな家具などは思い切って捨てる事にしました。 お隣の家が、五メートル圏内に両隣でいらっしゃったので、解体工事が始まる事を随分と前から連絡しておきました。 いざ解体工事が始まると、ガガガーっと重機の音から始まりバリバリっと家が壊されていきます。 毎日立ち会って見ていたのですが、ホコリがすごくて髪の毛や鼻をかむと鼻の穴までホコリで黒くなっていました。 建てる時は何ヶ月もかかりましたが壊す時は早いものです。 実家の解体工事は三日間で終わりました。 驚いたのは産廃ゴミの多かった事です。ほとんどが混合と呼ばれる分類の産廃ゴミでした。 解体工事の工事費ですが、広さにもよりますが我が家の場合は、新車の軽四自動車二台分くらいでした。 音が気になるならと、解体作業の時には防音シートを貼って工事してくれました。 住宅密集地だったので防音シートで囲って解体工事をした事で、ご近所の方からはありがとうと言われました。 解体工事で気をつける事は、家の中の物をどうするか決めておく。 ご近所にご迷惑にならないように安全を確保する事だと思いました。 無事に終わり良かったです。